トップページ 最近あった話題 無線LAN(WLAR-128)購入とワイヤレスTA(IW50/D)

WLAR-128 & IW50/D

左側がWLAR-128

WLI-PCM-L11

PCカード

 またもや衝動買い!

 ボーナスを見込んで無線LANのアクセスポイントとPCカードを買っちゃいました。
家電量販店に電池を買いに行ったのに... いつものように衝動買いです。(^^ゞ

 本当は、「フレッツISDNのサービスが提供されたら無線LANでインターネット常時接続環境構築だ!」と思ってました。
しかし、今まで使っていたワイヤレスTA(IW50/D)では、妻が64Kbpsのワイヤレスでインターネットで接続してしまうとTA親機と子機間の回線が占有されてしまい、私がワイヤレスでインターネットに接続できなくなっていました。
しかたないので一度インターネットの接続を切断してもらって、二人とも32kbpsで再度インターネットに接続していました。IW50/Dでは子機との間を32kbpsのワイヤレス通信2回線を使って64kbpsを実現しているのです。
インターネットに接続するために妻にいちいち了解を得なければならないのは、はっきり言って面倒くさい。このストレスを解消するには無線LANしかないのです!


 で、いくら?

 無線LANは現時点で11Mbps(IEEE802.11b)が標準となっています。
複数のメーカーから無線LANシステムが発売されていますが、もっともコストパフォーマンスが高いと思われるメルコ製のWLAR-128Sというアクセスポイント(WLAR-128)とPCカード(WLI-PCM-L11)のセットを購入しようと考えていました。
実は、インターネット通販等でどのくらいの値段か調べると、だいだい定価の49,800円からあまり値引きされずに売られていることを知っていました。
それが近所の家電量販店に44,800円(税別)で置いてあったのですから、衝動買いしてしまった気持ちもわかってくれるでしょ?

 WLAR-128の特徴は、ここを見てもらえばわかりますが、かなり機能が盛り沢山です。唯一、外線、内線でデータ着信ができないのがマイナスポイントでしょうか?


 IW50/Dはどうなるの?

 今まで使っていたIW50/DはPHS電話の親機になっているので使えなくなると困ります。
IW50/D用に高機能S点ユニット(PC-IT/UX2, \4,300)を購入して、S/T点でWLAR-128と接続することでIW50/Dも併用することにしました。
ISDNとTAとの接続にはDSUという装置が使われるのですが、WLAR-128にもIW50/DにもDSU機能が内蔵されているので、どちらかのDSU機能を使わないようにしなければなりません。
WLAR-128はDSU機能を切り離せない仕様なので、ISDNとの接続にはWLAR-128を使わなくてはなりません。幸いにもIW50/Dの高機能S点ユニットは、DSU機能の切り離し機能がありました。良かった!

設定は、
WLAR-128 S/T点の終端抵抗OFF
IW50/D 高機能S点ユニット 終端抵抗あり(SW1 ON) DSU機能切り離し(SW2 OFF)
として、
ISDN -> WLAR-128 -> IW50/D(CN2-1) という接続にしました。

 S/T点間の接続ケーブルはLANケーブルのストレートタイプと同じ物が使えます。
ただし、注意しなくてはいけないのは、LANケーブルとISDNケーブル使用されるピン番号が異なっているので、8ピンが全て結線されているものでなくてはいけません。最初にノートPC用に使っていた細いLANケーブルを使ったのですが、LANに必要な端子しか結線されていなかったため使えませんでした。クロスケーブルを、クロス変換アダプタでストレートに戻すという方法も試みたのですが、クロス変換アダプタ内がLANに必要な端子しか結線していないようでダメでした。

 こうすることにより、私は無線LAN(WLAR-128)でインターネット接続、妻は無線TA(IW50/D)で今まで通りにインターネット接続が同時にできるようになりました。WLAR-128を使ってインターネット接続をする場合、TAやモデムのようなダイヤルアップ接続のダイヤログが表示されないので、無意識にインターネットに接続されてしまう恐れがあります。妻にはフレッツISDNのサービスが提供されるまでは、IW50/D経由でインターネットに接続してもらうことにしようと思っています。


 新たな発見!、FAXをプリンターにする方法

 皆さんもご存知と思いますがWindows95/98にはPCに接続されているFAXモデムを使ってFAXするMicrosoft FAXという機能があります。
FAXがアナログポート1に接続されていれ、FAXモデムがアナログポート2に接続されているとすると、印刷時にプリンタの指定でMicorsoft FAXを選択して、プロパティで電話先の番号を#*1にすればFAX MODEMからFAXに内線で電話をかけることができ、プリンタの替わりとして印刷をすることができます。内線電話なので電話代はかかりません。

 Microsoft FAXにはFAXモデムを共有する機能があり、LAN接続された他のPCからFAX送信ができるので、無線LANで接続されているノートPCも家のFAXをプリンタ替わりに使うことができるようになりました。プリンタがない我が家にとっては、かなり便利です。もちろん、FAXモデムが接続されいているPCを立ち上げなくてはなりませんが...


 家庭内のLANの良いところ

 無線LANの導入は、インターネット接続以外にもメリットがあります。
我が家ではデスクトップPCが置いてある部屋に暖房がないため、冬になるととても寒くなります。だから、そこにはなるべく行きたくないのです。
暖かい部屋で無線LANのノートPCを使って、デスクトップPCのハードディスクの中身を見たり、CD-ROMを使うことができるようになりました。
ノートPCのハードディスクのデータをデスクトップPCのハードディスクに簡単にバックアップすることもできます。


 まとめ

 昨年の冬のボーナスでIW50/Dを購入したので、2年連続でインターネット接続機器を購入したことになります。少し前までは毎年のように高速対応のモデムを購入していたように思います。
来年はブロードバンドと呼ばれるADSL/CATV/光ケーブル用のルーターを購入することになるかもしれません。その時もWLAR-128の無線LANの部分は有効に活用できるはずです。

 今回の買い物、かなり満足です。



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